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Posted by KumaKuma
 
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秋田八幡平クマ牧場事件
【秋田八幡平クマ牧場事件】
【秋田八幡平クマ牧場事件】

2012年4月20日、秋田県鹿角市の八幡平クマ牧場で発生した羆襲撃事件
飼育員2名が死亡し、国内に於けるクマ牧場での獣害事件では最大。
事件概要

4月20日

 午前8時頃、冬期閉鎖中のクマ牧場では、春の営業再開に向け、3名の従業員が作業中だった。
女性従業員は餌場に餌を置き、クマを運動場に放つ為に冬眠房を開けたのだが、この時、運動場内には、
2日前の除雪作業中に圧雪し損なった事で雪山が出来ていたが、その事態に、従業員達は気付いていなかった。

 午前9時頃、運動場に放たれたヒグマの内、6頭が、高く積み上がった雪山を利用し、堀外に脱走。
餌場で作業中の女性従業員・館花タケさん(75)は、ヒグマの脱走に気付き、急いで、外通路に飛び出し、
「クマが逃げ出した!」と、付近で雪を水で洗い落とす作業をしていた男性従業員に叫び知らせた。
男性従業員は、タケさんの叫び声に気付き、瞬時に事態を把握したが、その叫び声に気付いたのは男性従業員だけ
ではなかった。 男性従業員が目を向けた先では、逃げ走るタケさんにヒグマが襲いかかり、噛み付いていた。
また、奥通路で作業中の筈である、もう一名の女性従業員・館花タチさん(69)からは、何の応答も無く、
最悪の事態も想定された。 男性従業員は、急ぎ、牧場経営者に電話連絡し、其の足で、近隣の鹿角市猟友会会員
の青澤さん宅にも事態を知らせに向かった。

 午前10時頃、牧場経営者から緊急要請を受けた警察、救急隊が牧場出入口に到着。
暫く後、男性従業員と青澤さんも現地に到着。 国道側から牧場を見下ろせる為、青澤さんが上に上がってみると、
牧場内での凄惨な光景が目に飛び込んできた。
 直ぐには、タケさんなのか、タチさんなのが判別が付かないが、横たわっている人物がおり、更に、2頭のヒグマが、その人物を餌でも奪い合うかの様に引っ張りあっていた。
 青澤さんは、警察からの緊急召集要請が猟友会に掛けられる事を予測し、自宅に戻り、銃器の準備に取り掛かった。
その後、まもなく、警察隊は自分達だけでは手に負えないと判断し、猟友会に緊急救助要請を発令し、関連施設に於けるヒグマの射殺許可要請を発令することになる。

 午前11時半頃、猟友会のツキノワグマ撃ちの名人・斉藤良悦さん(57)も要請を受け、現地に到着。
正午頃には、射殺許可も発令され、斉藤さんを含む領友会の会員は、次々とヒグマを射殺していく事になる。
 一匹目は、脱走原因になったとされる雪山近くの外通路におり、体長は約1.5メートル、体重は約250キロ程の
大きさだった。 ヒグマを撃った経験が無かっただけに不安な部分もあったが、見事に頭部を撃ち抜き、射殺した。
最初に発見したヒグマを射殺後、「こっちにもいるぞ!」との猟友会の他会員の声を耳にし、声元の方に移動すると、一匹目よりも明らかに大きく、体長、約2メートル、体重、約300キロ近くと見られるヒグマが2匹いたので、
片方を、付近の手摺で銃身を支えながら銃弾を放ち、射殺に成功すると、もう片方のヒグマが、突如、立ち上り、
仁王立ちの態勢で威嚇してきた。 急ぎ、斉藤さんは弾を装弾し、頭部を一撃の下、3匹目の処理の成功。

 餌場付近に、4匹目のヒグマが彷徨いている事を確認し、目眩などが発生するリスクを考慮し、合図と共に、
数人が一拍置きに銃弾をヒグマの体の浴びせ、射殺。
 その後、5匹目のヒグマも発見したので、4匹目を射殺した時と同じく、合図と共に、一拍置きに銃弾を浴びせ、
手応えを感じたが、ヒグマは、くるりと後ろを向き、近くの餌場内に、もう一匹のヒグマと共に隠れた。
そこで、斉藤さん含め、皆で餌場を包囲したが、ヒグマが出て来ない為、斉藤さんがショベルカーに乗込み、
餌場のトタンの外壁を強引に剥がし、中の様子を確認すると、5匹目のヒグマは既に絶命していた。
 その亡骸の近くに、6匹目のヒグマがおり、斉藤さんとの距離は5メートル程だった。
ヒグマは斉藤さん目掛けて、飛び掛かろうとする仕草を見せたが、斉藤さんが目を見開き睨み付けると、後ずさりを
始めたので、直ぐに飛び掛かっては来ないと判断し、斉藤さんは、急いでショベルカーに乗込み、半身を車外から
出す姿勢でライフルの照準をヒグマの頭部に定め、一撃で射殺。
脱走した6頭全てを射殺した頃には、午後4時近くとなっていた。

【その後】
 2名の女性従業員は、既に絶命しており、病院に搬送された。
射殺されたヒグマらは、22日に解体解剖され、胃内からは、握り拳程度のくすんだ赤色の肉片、毛髪、
捲れた皮膚、胃液で黄色に変色したタイツなどが発見された。
 事件の原因は調査中だが、おそらくは、除雪時のミスだろう。
また、クマ牧場は経営難で、施設の老朽化が目立っていた点を以前から問題視されていた事も、後に分かった。

 個人的には、クマ牧場の性質自体が観光目的ではなく、熊肉、熊に胆目当ての運営が
多いという事を、多くの人々が知る必要があると感じた。
事件で亡くなられた2名の方のご冥福をお祈り致します。


↓原因にもなった雪山、牧場の杜撰運営の為に飢えていた羆、人を引張りあっていたのを目撃した地点などの写真。

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[戦慄の羆関連獣害事件(国内)
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